如くの1と7を見ました

某実況者の動画で7を見て、真島の兄さんにハマり、別の実況者の動画で極1を見ました。

たまたま最終回をほぼ同じタイミングで見ることになって、もう、カロリーがすごい…すごい…

これをいちいち140字で区切って書くのつらいなと思い、ブログを書きます。ゲームのネタバレあります。

 

 

7って如くの新シリーズなんですよね。

それまでのシリーズとは主人公も違うし、バトル方法も違うし。

私はたまたま7から知ったので違和感なかったですけど、それまでのファンからしたら葛藤や抵抗もあっただろうなと想像しました。

そのうえで、ストーリーは1を踏襲していて、きっと古参の方が見たら新しくも懐かしい作りになっているのではないかと。

 

 

例えば1では、主人公の桐生は親友・錦山が犯した殺人罪を被って刑務所に入り、出所する頃にはその親友が自分を裏切っていて、帰る場所が無くなっているんです。

7の主人公の春日もまた、心から慕う親っさんに恩を返そうと、やってもいない殺人の罪を被り、刑期が終わるころにはその親っさんが敵対組織に寝返っていて、さらには実家である桃源郷(高級ソープランド)も、数年前の抗争でダンプが突っ込み廃墟となっている(ま、真島さん…!)。おまけに親っさんに、銃で胸を撃たれてしまう。

 

大事だと思っていた人に裏切られるという構図は共通しつつも、7ではもうひとひねり加えられています。

裏切ったかのように見えた親っさんは裏切っていなくて、真の黒幕は、春日にとって兄弟のような存在である若だった。春日が負った殺人の罪も、実は若がやらかしたことだった。

 

となると、桐生も春日も、兄弟分の罪を被って刑務所に入っていたわけです。

桐生が10年でシャバに出たことを思うと、春日が18年服役してたのってめちゃくちゃ長いですよね。

 

出所して以降の展開も、裏切られたり元々の居場所を失くしながら、それでも前に進み、仲間を得て、最終的には新たな人生を歩んでいくまでが描かれています。

 

このように、話の大筋は1と7で共通しているのですが、7は様々な敵対組織や骨太なキャラクターがどんどん出てきて、主人公を取り巻く人たちの人間模様がより濃密になっていると感じます。

 

長年親しまれたシリーズを新たに始めるにあたり、金字塔であった(であろうと思われる)1とストーリーを重ね合わせながら、お馴染みのキャラクターもちゃんと強キャラとして参加させつつ、より規模の大きな展開にしてあって、制作陣の苦労と気迫がうかがえました。

 

いやーーー、これまでの作品ファンの人はどう受け止めたのかな。

丁度別の推しグループもこの春に大きな転機を迎えたところだったので、なんだか気になりながらも視聴を完走しました。

 

 

 

個人的には、1で真島さんがダンプ突っ込ますシーン、「ああ、この時春日はまだ服役してるんだな…」てなりましたよね。

あと、1のラストで爆炎と共にお札が舞うシーンが何故か胸に来ました。

 

次は2か0見ます。もう少し気持ちを消化してから。